１２月は１年の中でも特に事故が多発する月だといわれています。

その要因は・・・

 

1・日照時間減・薄暮時間帯が早まることによる視界悪化

薄暮とは「魔の時間帯」とも呼ばれ、周囲の照度が下がり、歩行者や自転車の輪郭と背景が同化しやすくなる時間帯を指します。人間の眼の特徴として、明所から暗所へ移行する際の切り替えに時間を要するため、見えているつもりでも見落としが発生しやすくなります。

2・路面凍結など冬特有の道路環境

積雪や夜間早朝など放射冷却によって、路面が凍結することが多くなります。特に路面が乾きにくい日陰や、上下から冷気が通る橋の上は注意が必要です。

あらかじめスタッドレスタイヤを装着しておくなど、凍結路面への対策を行っておくことが大切です。

3・交通量の増加と不慣れな運転

帰省ラッシュや物流など自家用車から大型トラックまで渋滞が発生しやすくなります。また、この時期は普段運転していない人が車を利用する機会も多く、不慣れな運転によるミスや注意力・集中力の低下が事故の要因ともなります。

 

渋滞や事故の発生しやすい時間帯の移動をなるべくさけ、こまめな休憩をとりながら余裕をもった運転を心掛けましょう。

また、ご家族の帰省等で運転者の条件が変わる場合は、忘れずに変更のご連絡をお願いいたします！